自分のルーツをたどる旅

自分のルーツをたどる旅

いやー、めっちゃ久しぶりです。
あっという間に時は経ちますなぁ。

さて、今回は私の誕生日17日の一週間前に、ちょっと日本旅行をしたので、その報告を。

初めて弟と2人旅をしてきました。
題して「河野家のルーツをたどる旅」です。

まずは深夜バスで名古屋へ。
朝の5時半着でした。
軽く飲んでの乗車だったので、寝たらあっという間。

そこで弟にピックアップしてもらい、一路西を目指します。
まず行ったのは、広島県福山市。
ここは、私が幼少期を過ごした街なのです。

住んでいた団地は、庭が全部コンクリになってしまっていましたものの、
家自体は全く変わらず。

小学校もまったく変わらずです。

幼稚園もほとんど変わっていませんでした。

ざりがにを取っていた川も、白鳥にパンの耳をあげていた公園もそのまま。

福山城もそのままです。

25年もたったのに、場所はそのまま残っています。
何だか迫力が無くなったように思えるのは、たぶん私が大きくなったせいでしょう。

ほっこりしながら、目的地に向かいます。

目的地は、「大三島」です。
私のご先祖様は、伊予の国の海賊だったと聞いています。
大三島はしまなみ海道で結ばれている瀬戸内海の島のうちの一つで、
河野氏が氏神としている、大山祇神社がある所なのです。

大山祇神社は、三島神社の総本山で、「山の神・海の神・戦いの神」を祀っています。

厳かな鳥居。

再建された門

3000年の楠

と、歴史の重みを感じます。

博物館にも、義経の鎧兜や、頼朝の刀、弁慶の薙刀などもあり、
武具では日本一とのこと。
戦いの神様なんですね。

そして、神社本殿。

おみくじを引いてみましたところ、
「半吉」とめっちゃ微妙。。。
しかし、思い立ったらすぐ行動しなさい、と書いてあり、
私にピッタリだと思いました。

初日の夜は、昨年同様のスタイルで、
まったく宿を取っていなかったので、宿探しはちょっと困りましたが、
何とか見つけてチェックイン。(カリブというナイスな宿です。)

当日なので、晩御飯はナシ、と言われたので、外で食べようと思い、
まずは温泉に行きました。

そこのサウナで地元のおっちゃんに聞きます。
私「この辺でどっかウマいとこないっすか?」
お「おめー、どこ泊まってんだ?」
私「カリブってとこです」
お「じゃーそこで食ったらいい。うまいぞ」
私「でも当日なんで用意無いんですよ」
お「じゃーオレが言ってやろうか、知り合いだし。
でも、なんかやらしいから、有り物くれって粘れ」
と言われ、風呂上りは宿へ。

そこで交渉が始まりますが、その交渉中に電話がなります。
レンタカー借りれなくてドタキャンありとのこと。

何とか夕ご飯にありつくことが出来たのでした!!
神のご加護や~。

当日は疲れていて、弟と2人で飲んですぐ寝てしまいました。。

さて2日目。台風が来ていたので、急いで愛媛県へ渡ります。
次の目的地は、河野氏発祥の地です。

それは、愛媛県北条市の、とある寺でした。
善應寺という寺です。
まわりはめっちゃ田舎。

この風景は1000年前も同じだったのでしょう。

これが発祥の地だ!!!

なんだか感慨深いです。
身が引き締まります。

御寺の境内には、こんなポスターが!!

なんと、河野氏まつり!!!
来週開催です。
いつか来たいものですね。

最後に鐘を突こうと思った
時に、すごい物を発見。

NAMシステム??
これは自動鐘撞き機のようです。
すごい世の中になったもんですね。
ご先祖様もさぞ驚きでしょう。

こうやって河野氏を辿る旅をしたのですが、
歴史上に河野氏が出てくるのは大きく2回。
1つは源平合戦で河野道信が義経と協力し、平家滅亡に参画したこと。
もう1つは、蒙古襲来で河野通有が、他の武将が石塁の後ろで様子を見ている所、
1人だけ石塁を背に陣を貼り、勇敢に戦った、という事。

その通有さんと同じ漢字を共有していて、すごく誇りに思ったのでした。
私も頑張らねば!!!

ということで、駆け足ながら河野氏を辿る旅、終了。

いつか河野氏まつりに行ってみたいですね!