スジャータ!セーナー村!!

スジャータ!セーナー村!!

さて、ブッダガヤーの近くには、ブッダが悟りを開く前にいた街、
セーナー村がありました。
ここは歩いて行けます。
※リキシャマンがめっちゃ推してきますが、徒歩で可能です。
1キロちょっとかな。

橋を渡って行きます。

川は乾期で干上がっている。
橋が無い時も歩いて渡っていたみたい。

ちなみにこの写真で奥にうっすらと見える山に、
ブッダは籠って修行していたらしいです。

橋を渡ると、風景が一変し、こんな感じに。

セーナー村です。

家の壁に牛の糞を乾かしたモノを貼ってます。

補強でしょうか。。

ココの村にはスジャータ寺院があります。
スジャータさんの伝説を、セーナー村の若者から聞きました。
※英語なので間違っていたらすみません。

スジャータさんという女性は、子宝に恵まれず、
その時代に子どものいないスジャータさんは村人からいじめられます。
スジャータさんは泣きながら、いつも寺の菩提樹に向かって、
子どもができるよう祈っていました。

山に籠っても悟れなかったブッダは、
山からおりてセーナー村まで来て、菩提樹を見つけ、そこで瞑想してました。
するとスジャータさんが来て、祈っています。
ブッダはまだそのころはただの修行僧です。

ガリガリに痩せながらも瞑想するブッダにスジャータさんはミルク粥を差し出します。
ブッダは拒むのですが、そこでスジャータさん、
『なにごともやりすぎはイカン!!』
ブッダはその一言で八正道をひらめいた、とのことです。

その後、スジャータさんは悩みをブッダに打ち明け、祈ると、
なんと子どもができた!!という伝説です。

そしてこの伝説が、あのスジャータの企業名のもとになり、
スジャータの社員さんは毎年このセーナー村に多数いらっしゃるそうです。

その寺にある、ブッダとスジャータさん。

これは菩提樹

ちなみにセーナー村、
田舎で人がすれてなくてとってもいいところです。
今までのインドで一番人がよく、子どももかわいかった!!

そんなセーナー村で事件が。
なんとたまたま、当日は日本人カップルがインド式で結婚式を挙げてました。

近くの学校へのボランティアでよくこの村に来る方のようです。
多くのインド人が集まっており、テレビも来てました。

その後、村にある妙にでかいストゥーパの目の前で

地元の人とだべっていると、
目の前の学校の校長先生が通りました。

そしてラッキーなことに、
学校を案内してもらえることになりました。

ココは寄付だけでなりたっている、
孤児を中心とした学校です。
この校長先生は学生なのですが、彼らが中心となって寄付を募り、
5年前に建てて運営しているとのこと。

先ほどの日本人の方がよく来られるという別の学校は、
スポンサーがついていてお金はあるそうなのですが、
この学校はスポンサーがいない、というのが現状の問題点のようです。

子どもたちは無邪気に遊び、必死に勉強してます。
そんな子どもたちを見て、純粋に応援したくなりました。

この校長先生とはなぜか気が合い、
チャイを3杯も一緒に飲み、暗くなるまで話したのでした。

ちなみにコレは彼のバイクの後ろに載せてもらって見た夕陽。

僕はこの夕陽を一生忘れないでしょう。
必ずココにはまた来たいと思います。

もっともっと長居したかったブッダガヤー。
帰国も迫る中、次の目的地、コルカタへ向かいます。