水の都!バハルダール!!

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ゴンダールからバハルダールまでは、非常に近いので、ミニバスを使って移動しました。
(予定では3時間100ブル=約500円)

最初は、のどかな田園を走り、妙な大きな岩にびっくりしたりしてました
$河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
向こう側に見える、ポコっと出てるのが岩。
めっちゃデカいです!

しかし、そんなのもつかの間、またバスで事件が!!

私の乗ったミニバスが、走行中に村人にぶつかり、そのまま土手へ。
(その人は救急車で運ばれました。)
寝ていたので、最初何が起こったかわかりませんでした。。
そして運転手は脱走。
案内人も他の乗客もさっさと次から来るミニバスに乗り込んで逃げてしまいました。

さて、私は、ミニバスの上の荷物と一緒に取り残されてしまったのです。
$河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
荷物は固定されてるし、車に上ると土手から転げ落ちそうになり、八方ふさがり…

困ってると、事故か??と回りから人が集まってきます。
警官まで到着。
なぜかいるアジア人(私)に、
『お前なんでここにいるんだ?』と何度聞かれたかわかりません。

荷物を指さすと、ご愁傷さま、的な表情。
結局2時間後くらいに、通りがかったダンプに鎖をつないで土手から引き上げたのでした~。
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いやはや、彼らの逃げ足の速さには愕然とし、責任感のなさにも腹が立ちました。
そして、後から集まって助けてくれたエチオピア人にはとても感謝です!!
同じ国にもいろんな人がいるものですね。当たり前なのですが。
旅してて思うのが、本当にいろんな人に助けてもらってます。
金八先生じゃないですが、一人では生きていけないことを日々実感!
感謝感謝!!

そして、なんとかバハルダール到着。
ヤシの木とかも植わっており、キレイな街です。
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バハルダールは、タナ湖という大きな湖と、ブルーナイルの滝が有名な街です。

◆タナ湖クルーズ
 朝起きて湖沿いを散歩してたら、とある兄ちゃんが話しかけてきます。
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 まぁタナ湖クルーズの客引きなのですが。
 半日ボートツアー100ブル(約500円)でいい、
 というので、行く気がなかったのですが、行ってみました。
 
 同じ船には、モリゲタ一家(8人+親戚2人)と、カップル1組という、
 エチオピア人ばかり。
 なかなか面白いメンバーでした。

 これがモリゲタ一家
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 双子がめっちゃ話しかけてきます。
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 モリゲタさんは中国の建築会社で働いていて、休暇でバハルダールに来ているとのこと。
 6人の子どものパパで、英語ペラペラ。めっちゃいいお父さんでした。

 さて、ボートは、4か所の島を巡ります。
 このタナ湖には、島ごとに教会があり、全部で20か所ほどあるらしいのですが、
 そのうちの4つを見学することに。

 しかし、1つの教会ごとに100ブル(約500円)の入場料が!!高すぎる!
 私はケチって、1つしか中には入りませんでした。
 中にはまたしてもかわいい絵が。
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 おめめパッチリ!

 教会の外観はすべて違っていました。どう考えても高すぎますが。
 $河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
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 途中でモリゲタさんにコーヒーをおごってもらったりしながら
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 (エチオピア人は、コーヒーを淹れることを、コーヒーセレモニーと言って、
  大事にしてます。そしてコーヒーはどこでもうまい!!)
 双子とじゃれあいながら、楽しく半日を過ごしたのでした~
 この値段だったら満足、という感じですね。
 
 そしてタナ湖クルーズの後は、市場に行ってとある買い物をしてきました。
 $河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
 市場は相変わらずごちゃごちゃ。

 そして買ったものは、、、エチオピアサンダル!!
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 バハルダールに来て、急にたくさんの人がはいているのに気付き、
 しかもそのタイミングでブラジルから愛用していたビーサンが壊れ、
 購入することに。(45ブル=約225円)

 これがまた歩きやすいのです!!
 しかも、これを履いてると、またしても人に話しかけられる可能性が上がります笑
 サッカーシャツとセットだと装備としては最強ですね!

 その日は、タナ湖で取れた魚を食べ、(エチオピアは肉が中心なので久しぶり)
 近くのホテルでバルセロナ×レアルマドリードの中継を見て(入場料10ブル=50円)、
 翌日に向け英気を養ったのでした~。

◆ブルーナイルの滝
 さて翌日は、ブルーナイルの滝に行ってきました。
 青ナイル川は、エジプトのナイル川の2つの支流のうちの1つです。
 バハルダールの街からローカルバスで約2時間、13ブル(約65円)でした。

 チスアッバイという街についたら、ガイドの客引きがめっちゃいますが、
 とりあえず無視してチケットを購入。50ブル=250円。
 彼らは、『迷うぞ』、と連呼しますが、他のガイド付きグループ客もたくさんいるので、
 その人たちについていけば迷うことはありません!!

 最初は、のどかな道を歩きます。
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 ロバがたくさん

 しばらくすると、ポルトガル人が作ったという橋が。
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 石でできた立派なものです。
 
 そして、ついに見えてきました。
 ブラジルのイグアスの滝をだいぶ小さくした感じですが、
 周囲の自然と滝が調和しており、なんともいい雰囲気です。
 $河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
 
 水も迫力十分。
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 滝のすぐ近くまで近づけますが、ここではビショ濡れに。
 $河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
 天気がよかったので、歩いてるとすぐ乾いてよかったです。
 
 橋を渡って対岸に行き、
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 滝の上の方にも登れます。
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 これまたイグアスの悪魔の喉笛には叶いませんが、なかなかの迫力。
 虹も見れました!
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 帰りは、別の道を通り、ボートに乗って村へ。(100ブル=約500円)
 約2時間のトレッキング、自然たっぷりで癒された~!!
 $河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記

 のですが、すごく嫌だったことも。
 この滝の回りの村とか、滝の周辺は、現地の人がかなりウザいです笑
 結構慣れているつもりですが、今までで一番ウザい!!
 というのも、子どもがマネーしか言わないまま500m以上ついてきたり、
 (もちろんNOと伝えているのに)
 滝の所でフルートを演奏するから金くれと言ってきたり、
 (必要ないというのに、勝手に演奏を始めてお金を要求します)
 帰りのバス停に着いた時、バスの座席を取っておいてやるからチップよこせと言ってきたり、
 (しかもそのチッ
プはバス代の2倍)
 チスアッバイは村人みんながそんな感じ。
 バハルダールの街の人はエチオピア内で一番いい人が多い気がしていたのに、
 ちょっと離れただけでこの差は何でしょうか!?

 一緒に滝を回ったベルギー人は、『モンキービジネス!』と連呼して怒っていました。
 この辺の違いは教育から来ているのでしょうか。
 エチオピア国内でも、かなり格差が生じているのを感じます。
 マネーしか言えなかった子どもは、このまま大きくなると厳しいですね。
 おそらく親から言われてやっているだけなのでしょう。。。
 子どもに笑顔もなく、無邪気さもゼロなのです。

 村全体がそんな感じなので、とてもいい自然の中ですが、
 非常に悩ましいと感じました。
 学校を作るだけでなく、継続して教育していける仕組みや、
 親が少しでもお金を稼げて、
 子どもを学校に行かせられる環境を作って行くこともすごく大事だと感じたのでした。

ということで、バハルダールを後にし、
次は、一枚岩を彫って作った教会で有名な、ラリベラに向かいます~。