カルチャーショック!エチオピアバス!!

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アジスアベバを出て、バスでゴンダールに向かったのですが、
バス旅はめっちゃいろいろありました…

いままでの南米や、中米、もちろんヨーロッパでのバスとは
常識が違いすぎてめちゃくちゃビックリのバス移動について書いてみます。

まず、いきなりビックリなことに、バスは朝の5時半発です。
(エチオピアは、深夜バスがないので、長距離は全部この時間発。
 でも、ほとんど全部のバスが同時間に発車するため、
 大渋滞でターミナルをなかなか出れない笑)

まさかの4時半起きで真っ暗の中バス停へ。

バスは満席!
$河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
3列シートってのも珍しい。
エチオピア人以外は私のみ。
その分、みんなJAPAN、と言って私の事を何かと気にかけてくれました。
やっぱりエチオピア人いいやつや~。

席は若干固いです。
そして、一番困ったのが、背もたれの長さが中途半端で、
首をささえられません。(当然リクライニングなし)

なので、寝るときはみんな前の座席の背もたれに頭をつけて寝てます。
これは衝撃でした!!
僕はこの寝方は苦手で、あんまり寝れなかったのですが。

トイレ休憩も、適当に道端で。
$河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
回りでトイレしてます。
女性も草むらで。

お昼ごはんはレストランに停車するのですが、
これまたビックリ!なんと停車時間は約20分!!
みんな超早食いです。
インジェラをガツガツ食べます。

これはコーラ。アムハラ語全くわからん。。
$河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
味は最高!!やっぱコーラは天才!

そして、荷物はなんと屋上におきます!
$河野 有の『人生波瀾爆笑!』日記
途中でスコールがあったため、私の荷物はビショビショです。

現地の人たちも、マントヒヒが道を歩いてたりすると、
立ちあがって見てます。都会に住む彼らにとっても珍しいのでしょう。
子どものようにはしゃいでました。

移動中は曲はアフリカンミュージックがガンガンにかかります。
そして隣の女性はそれに合わせてずっと鼻歌。
マジ自由すぎる笑

一番考えさせられたのが、
途中ちょっと故障で止まった際に、村の子どもが寄ってきます。
その子に対して、バスの中から、みんながペットボトルを投げます。
子どもたちは、よろこんでペットボトルを拾い、
投げる方は、犬にエサをあげるがごとくです。
私が貧しいと思っていたエチオピア内でも、さらに貧富の差があり、
この様子を見ながら、全くいい気持ちがしなかったです。
自分が人に普段そう接していないか、気をつけねば、と思いました。

そうこうするうちに日も暮れてきて、
19時くらいに真っ暗になると、近くの街によってみんなでホテルに泊まります。
たぶん夜は走っちゃいけない決まりなのでしょう。

全く聞いたこともない街に停車し、
バスの屋上のバックパックも下ろせません。
お風呂セットをそちらに入れていた私はシャワーなしでした…
名もなき宿に泊まります。
これはバス会社が勝手に指定して、私は選べませんでした。
1泊70ブル=約350円!安い!!
ベッドに虫もいないようで、ホッとします。

そこでまたしても事件が。
夜の9時過ぎにドアがノックされ、開けると女性が立っています。
彼女は、『Give me money』としか言いません。
最初はまさか風俗か?と思い、『No money』と言って閉めました。
その後5分後にまたノックが!
なんか怖くなっていたのですが、開けるとホテルの男性が立っており、
『今宿泊代はらって欲しい』とのこと。
そこでやっと理解したのですが、
最初の女性はホテルの女性だったのです。
全くわからず、大変失礼なことをしてしまいました。
ただ、他の英語をしゃべってほしかった!

そして、翌日もまさかの4時にドアをノックされて起こされ、
5時発のバスで目的地ゴンダールに向かったのでした!!

いや~、アフリカのバス、道は舗装されていて思ったよりも揺れずよかったのですが、
ハプニングだらけでんなんか疲れた~。。

次はやっと着いたゴンダール観光について書いてみます。